■熱の入ったミニゲーム

 当然のことながら二次合宿は練習試合が念頭に置かれた練習構成になっており、実際、より試合に近づけた練習メニューが組まれている。たとえば25日はサイド攻撃や、攻守の切り替えを意識した練習メニューなどが組まれていた。ミニゲームにも熱がこもっており、この時期特有のまだ定まっていないポジション争いの一端が見られている。

 なお風雨にさらされた二次合宿初日に比べると2日目の1月25日は時折太陽が顔を見せる一日に。吹き付ける風の冷たさはあったが、気候的にはかなり過ごしやすかった。日本中が寒さに震える一日だったが、合宿地が沖縄で良かったと実感できる気候になっていた。


【江藤高志】
えとう・たかし/大分県中津市出身。IT系出版社で雑誌や書籍などを編集していた1999年に、パラグアイで行われたコパ・アメリカを観戦。これを機にサッカーライターに転身した。当初は故郷のJ2クラブ、大分トリニータを取材。石崎信弘監督との縁もあり、2001年途中から川崎フロンターレの取材を開始した。15年から『川崎フットボールアディクト』を創刊し、編集長として運営。今に至る。

PHOTO GALLERY ■【画像】川崎フロンターレの沖縄二次キャンプ2日目の様子!■
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