ガンバ大阪は現在、沖縄県中城村でキャンプを行い、2023年シーズンに向けたチーム作りに取り組んでいる。その中で、新助っ人FWがキレキレのプレーを披露し、サポーターの間で話題になっている。
クラブが1月23日に行ったトレーニングは、沖縄キャンプ8日目に当たる。その模様を、7分48秒のダイジェスト版としてクラブはユーチューブに公開した。
その中で、ビブスを着た選手とそうでない選手に分かれる場面がある。その後、一つのボールを奪い合っていることから、紅白戦のようなゲーム形式の練習が行われたと思われるのだが、その中でFWイッサム・ジェバリが名刺代わりの衝撃プレーを見せた。
今季から加入することとなったこのチュニジア代表は、対戦相手であるビブス組陣内左サイドでボールを見事に奪うと、そのまま中央に持ち出す。すると、ビブス組3人に即座に囲まれるのだが、その間を縫うようにしてドリブルして抜け出してみせる。さらにもう一人、相手選手が戻ってくるのだが、ボールを横に動かしてシュートコースを作ると、右足を振り抜いて豪快にゴールネットを射抜いたのだ。
得点後のジェバリは喜ぶことなく、表情は精悍なまま。圧巻のドリブルシュートを見せながらも、まだまだ本領を発揮していないと言わんばかりだ。