現地時間1月21日、ベルギー1部リーグが行われ、サッカー日本代表・上田綺世が完璧すぎる裏抜けゴールを決めた。
第22節の相手はオーステンデ。坂元達裕が所属するクラブのホームに乗り込んでの日本人対決となった。両者ともに先発する中、まずスコアを動かしたのがサークル・ブルージュ。決めたのは、上田だ。
それは、前半24分のこと。右WBのウーゴ・シケが敵陣内で相手選手と対峙しながらも、中に切れ込む。そして、中央近くまで入るやゴール方向にスルーパスを送る。本来これは、CFに入ったケビン・デンキーに向けられたものだったが、このトーゴ人FWは相手DFの寄せに潰されてしまい、スルーパスはそのままGKの方向に。
しかし、そこに走り込んだのが上田だった。味方選手が潰れるのを予測したかのような動きで裏に抜けると、相手GKがボールに触れる直前に右足でタッチ。そのまま右方向に流れてGKを完全にかわすと、右足できれいに流し込んだのだ。
サークル・ブルージュが奪った敵地での先制ゴールは上田にとって今季リーグ戦8ゴール目。後半21分にオーステンデにPKで同点に追いつかれるも、試合終盤にアウェイチームが勝ち越し弾を奪って、上田が2-1の勝利に貢献したのだった。なお、上田はフル出場、坂本は後半14分までプレーした。