1月15日から始まった川崎フロンターレの2023年シーズンに向けた合宿。その模様を現地で取材するライターの江藤高志氏が本サイトで詳しくレポートする。
1月15日の午後練習で、今季の川崎フロンターレの沖縄合宿が始まった。この沖縄での合宿は1次と2次とに分けて行われ、21日までの1次合宿の開催地は恩納村。今季で3年連続3回目の開催地となる。
Jリーグから野々村芳和チェアマンが視察に訪れるなど注目の練習初日は、強風と断続的に降る雨に見舞われて、まさかの凍える寒さの中で行われた。
その中で目を引いたのが、シュート練習だ。2パターン行われたこのシュート練習のうちの一つは、サイド攻撃を意識したものだった。
左右のサイドから、ゴール正面に入る2選手をターゲットにパスを送るというもので、さらにクロスを入れた選手はその後、ポジションを取り直してニアゾーンに侵入。新たなボールを再びゴール前の選手にボールを送り込むという形になっていた。ちなみに選手の組み合わせなどは固定されておらず、ローテーションで回していた。
全体練習は8対8のミニゲームに続くシャトルランで終了。時間は17時で、1時間15分ほどの練習となった。