セレッソ大阪は14日、タイで行っているトレーニングキャンプのピッチ外の一枚をSNSで公開した。感慨深い写真に、ファンの間にも喜びの声が広がっている。
C大阪は現在、タイでトレーニングキャンプを行っている。BGパトゥム・ユナイテッドとクラブ間提携を結ぶなど関係の深いタイで、新型コロナウイルスが感染拡大する前の2019年以来となるキャンプを張り、シーズン開幕に備えている。
準備を進めるC大阪のキャンプに、ひとりの訪問者があった。提携するパトゥム・ユナイテッドの選手が顔を見せたのだ。
他クラブの選手ではあるが、知らない顔ではない。タイで出会ったが、現地の選手ではない。今季から期限付き移籍でパトゥム・ユナイテッドでプレーする丸橋祐介と、再会を果たすことになったのだ。
丸橋はC大阪のアカデミーでプレーし、2009年にトップチームに昇格。それ以来、13シーズンにわたってJリーグの舞台で桜のユニフォームを着てきた選手だ。昨季は負傷に苦しみ、今季は初めてC大阪を離れ、タイでプレーする。
クラブがツイッター公式アカウントで投稿した写真では、丸橋の隣にもうひとりのクラブの象徴がいる。今季から13番に変えたものの、昨季まで背番号10を託されてきた清武弘嗣である。清武が1学年上と1歳違いの2人は、清武がドイツでプレーした時期以外、9シーズンにわたって共闘してきた。