ドイツ2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフは、所属するU-21日本代表DF内野貴史によるトレーニングキャンプの動画レポートを公開した。同僚の日本代表MF田中碧に鋭く迫る様子に、ファンからは歓喜の声が上がっている。
デュッセルドルフは現在、スペイン南部のマルベージャでトレーニングキャンプを行い、シーズン再開に備えている。日本時間14日には、日本語版ツイッター公式アカウントで「貴史がMarbellaキャンプでチームが宿泊しているホテルを紹介 碧や真大も登場する”貴史のルームツアー”をどうぞお楽しみください」として、内野によるファン垂涎の舞台裏動画へといざなった。
5分強の動画のナビゲーターは内野だ。さわやかにエントランスであいさつして、ホテル内へとカメラを導く。食堂やユニフォームなどが用意されるキットルームでは、ドイツ語で会話しながらクラブのシェフやスタッフを紹介。メディカルルームではアペルカンプ真大がマッサージを受けており、日独の年代別代表選手がジョークを交わしながら絡んでいた。
動画の後半は、一番の見どころである選手の宿泊部屋。内野は田中碧と過ごす2人部屋を紹介しようとするが、田中は「無理」と拒否。それでも内野は、そもそも自室でもある部屋へと果敢に突入。入口脇にある洗面所に並んだコスメ用品を映しては、「イケメンは、こういうところからつくられているんですね」と先輩いじりを開始していた。
突撃取材は続くが、対する田中のディフェンスも強固だ。内野の「こんばんは~!」のあいさつにも、スマホをいじりながらベッドの中に入ったままで苦笑いするだけ。「こんにちはって言ってもらっていいですか? 日本語で大丈夫です!」と促されて、ようやく小さい声で照れながらあいさつしていた。