プレミアリーグの中断期間が26日に明ける。待望のシーズン再開を前にリーグが公開した“動く順位表”が、好評を博している。
プレミアリーグは11月12、13日に第16節が行われると、異例のシーズン中断に突入した。史上初めて、11月にワールドカップが開催されたためだ。
消化試合数にばらつきはあるものの、トップに立っているのはアーセナルだ。勝点5差でマンチェスター・シティが追い、3位にはプレミア復帰後5シーズン連続で2ケタ順位に終わっていたニューカッスルがつけている。
チャンピオンシップへと自動降格となるボトム3も気になるところ。18位からノッティンガム・フォレスト、サウサンプトン、ウォルバーハンプトンという3チームが、降格圏に沈んでいる。
数字は結果を表しているが、ここまでのストーリーを語っているわけではない。それぞれのクラブが悩み、苦しみながらたどってきた道があるのだ。
その今シーズンの歩みを、プレミアリーグが一目瞭然にした。23日に、動く順位表を公開したのだ。
この表では第1節から第16節までの、全20クラブの順位変動をグラフによって表示している。さらには、クラブごとの順位の推移をそれぞれ折れ線で紹介。アーセナルは第3節に首位に浮上してからトップを走り続けているが、ニューカッスルは一時は12位に沈みながらぐいぐいと順位を上げてきたことが分かる。
名門マンチェスター・ユナイテッドは現在5位だが、第2節には最下位に沈んでいた。日本代表MF三笘薫が所属するブライトンは6節にわたり4位に立ち続けていたが、最近はやや調子を落とし気味。かつて岡崎慎司を擁してリーグ制覇を成し遂げたレスター・シティは、第4節から第8節まで、最下位から抜け出せなかったことも一目瞭然だ。