■12月18日/カタールW杯 決勝戦アルゼンチン代表ーフランス代表(ルサイルスタジアム)
カタールワールドカップの優勝国を決める大一番は、PKがカギを握る試合となった。延長までもつれ込んだ120分間で発生したPKは3本。そして、3-3で延長後半を終えて、最後に試合を決したのはPK戦だった。
延長までの3本のキッカーのうち、フランス代表が得た2本を蹴ったのはキリアン・エムバペ。そして、アルゼンチン代表が得た1本のキッカーはリオネル・メッシだった。
エムバペはPK戦のものも含め3本すべてで決めたものの、コースは実はほぼ一緒。対してメッシは、前半23分に決めたものとPK戦で決めたもので異なる選択をした。そしてそのPKが、いずれもうますぎるとSNSで話題になっている。
先制PKは、相手GKロリスの動きを最後まで見たうえで蹴ったものだった。セットしたボールに向かって助走するメッシは、蹴る直前に一瞬、速度を落とす。そして、ロリスが向かって左に倒れたことで、右を選択。腰はどちらにも蹴れるようにしたうえで、速度を持たせたキックで射抜いて見せた。
このゴールには、以下のようなコメントが。
「メッシPKうますぎるさすがですレジェンド」
「それよりメッシのPKはロリス見てから蹴ったよな。凄すぎて引いた笑」
「上手すぎる」
「PK思いっきりタイミングずらしてGKの飛ぶ方向見てから蹴っててワロ。落ち着いてんなあww」
試合を動かしたゴールに多くの人が感心していた。