「悔しい思い出の方が残ってます」サッカー元日本代表・本田圭佑が岡田武史元日本代表監督との特別対談で明かしたワールドカップでの苦悩。それでも、「自分には合ってます」と語るワケの画像
サッカー日本代表・本田圭佑 撮影:中地拓也

 ワールドカップ全64試合を配信する『ABEMA』の解説で人気を博しているサッカー日本代表・本田圭佑。かつてはプレーで沸かせた男が、今は言葉でサッカー人気をけん引している。

 そのABEMAで、「岡田武史×本田圭佑特別対談」が配信されている。公式ツイッターでは、その一部が紹介されており、それだけでも元日本代表のW杯への意外な思いが表わされている。

 本田圭佑は、ワールドカップという大舞台でこれまで数々の栄誉を手にしてきた。2010年に初めて出場した南アフリカ大会、14年のブラジル大会、18年のロシア大会のすべてゴールとアシストを記録。W杯3大会連続ゴールは日本人初となるもので、W杯3大会連続アシストはアジア人初となる記録だ。

 そして、南アフリカ大会とロシア大会の2つでグループリーグを突破しており、個人としてもチームとしても喜びを味わっているが、岡田武史元日本代表監督の前では「良い思い出より、苦い思い出の方が多いんですよ」と口にしている。

「失敗したことばっかりが記憶に残っていて、それがなんか、良いゴールを決めると人の記憶には残ってるんだなというありがたい話はあるんですけど、聞かれないと自分のゴール(のことについては)あんまり言わないんですよ。それより悔しい思い出の方がいっぱい残ってます」

 喜びを爆発させる姿が国民の印象には残っているが、本人の中ではそうではないという。

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