12月9日からいよいよ「ベスト8」の戦いが始まるカタールワールドカップ。サッカー日本代表はそのベスト8をかけた決勝トーナメント1回戦・クロアチア戦でPKの末に敗れることになってしまった。
試合後、あるいは帰国後に、26人の選手からは現在のさまざまな想いが吐露されているが、多くから共通して語られるのは、「悔しい」という感情だ。森保一監督率いるチームは、日本サッカー初の「W杯ベスト8進出」を目標にして4年間頑張ってきたわけで、それが達成できなかったことで、グループステージでのドイツとスペイン撃破という快挙も、薄れてしまったのだろう。
そして、「悔しさ」を感じているのは、日本代表選手たちの妻たちも同様のようだ。左ふくらはぎの負傷から回復、グループステージの第2戦のコスタリカ戦以降3試合に出場したMF守田英正の妻でモデルの藤阪れいなは12月8日、自身のインスタグラムを更新し、現在の心境を綴った。
藤阪は、試合終了後はまだ負けたというW杯が終わったという実感はなく、「次頑張ろう!」という思いだったというが、夜、寝る前に目を閉じると、これまでの4年間のことが蘇ってきて、「あー、4年って長いなぁー。この4年色々な事があったなぁ〜 もう終わってしまったのか」と感じ、涙があふれ出たという。そして、こう想いを語っている。
「W杯がどれほど特別な大会なのか 近くで沢山話しを聞いていたから、、 この4年沢山悩み努力してきた姿を 近くで見ていたから、、、 あと一歩ベスト8の壁を越えれなかった事 悔しくてしかたがないです。」
同じく「悔しさ」という言葉を発しているのは、日本代表の守護神として大活躍を見せたGK権田修一の妻で、ヨガインストラクターとしても活動する権田裕美さんだ。裕美さんも8日までに自身のインスタグラムを更新し、クロアチア戦が行われたアルジャヌーブスタジアムで「権田修一」と大きく書かれた応援のフラッグを背にしている写真、息子と2人並んで応援をするショットなどを公開。そして、日本や世界から届いたというメッセージに感謝を述べたうえで、こう綴っている。
「今回の大会で嬉し涙をたくさん流してきたけど、悔し涙は流しません! この悔しい気持ちをバネに、これから成長していきます!!」
裕美さんのこの投稿には、
「選手本人だけでなく、家族も本当に大変だったと思います。この試合本番だけでなく、ここに来るまでの数年とかもっと前から。本当におつかれさまでした 感動をありがとうございました これからも全力応援します」
「負けてない! 頼もしかった! モドリッチのミドル 日本を救った! 強かった」
「PKの時まず思ったのは、ゆみさん胃が痛いやろなって…見てられないやろなって。アスリート支える妻は大変ですよほんとに。帰ったら旦那さんとゆっくり休んでくださいね」
「権田選手の活躍は、たくさんの人に感動を与えたと思います。家族のみなさんも普段からサポート等大変なこともあると思います。今回日本代表がこんなに活躍できたのは、いろいろな人のサポートがあってこそ‼️」
といったアツいメッセージが殺到している。