元日本代表の2人が、ワールドカップ(W杯)での目標について持論を展開した。
■「優勝を狙うんだ」「意識し過ぎることで壁を大きくしてる」
12月5日、日本代表はカタールW杯のラウンド16でクロアチア代表と対戦。試合はPK戦にまでもつれ込む接戦となり、日本は惜しくも敗れてしまった。
この結果を受けて、日本は4度目のラウンド16敗退に。長年の目標であったベスト8進出にはまたしても届かなかった。
そんな中、日本サッカー界を背負ってきた2人が持論を展開。元日本代表の本田圭佑と岡崎慎司が自身のツイッターにて、「新しい景色」について言及している。
本田は「ベスト8を狙うんじゃない。優勝を狙うんだ。優勝とベスト8を目指すのとでは、努力の方法が全く変わると思ってる」と投稿。自身がW杯に出場したときと同じように、“8強入りではなく優勝を狙うべき”だと意見した。
また、岡崎は「ベスト8の壁を意識し過ぎる事で壁を大きくしてるのかもしれない。次世代に任せると押し付けなくていいのかもしれない。ヨーロッパで学んだ事はサッカーは団体競技であり、個人競技だという事。 今から4年後の事を考えるのと同時に、10年後、20年後も考えて行動したい。 もちろん選手として競争し続ける」とツイート。準々決勝進出という目標を、何世代にもわたって意識しすぎない方がいいと、自身の経験をもとに語っている。