■「GOAL BALL IS NOT OUT OF PLAY」
電光石火の2点目は田中碧。
フラッグは上がっていたが、VARの長い審議になった。
ボールを三笘の左足がライン上でボールを押さえたか否か。
かなり画像を拡大しての際どい裁定だったが、場内スクリーンには「GOAL BALL IS NOT OUT OF PLAY」と表示された。
日本はそれからの39分とロスタイム7分以上の長い時間を懸命に守り抜いた。
ルイス・エンリケ監督は終始、思案深げだった。
ハリファ国際競技場は日本にとって縁起のいいスタジアムになった。
今回は初戦でドイツに逆転勝ち。
さかのぼれば2011年のアジアカップもここでオーストラリアと決勝を戦い優勝している。
日本はグループEを勝ち点6で1位通過。2位がスペイン。
ドイツは4-2でコスタリカに勝ったが、ともに消えた。一時的にはスペインも消える可能性があった。
日本は12月5日、ノックアウト・ステージでクロアチアと対戦する。