カタールワールドカップ(W杯)は歴史的な記録を更新したようだ。
■アジア勢からも決勝Tへ
12月1日、カタールW杯のグループE第3戦にて日本代表とスペイン代表が激突。試合はアルバロ・モラタの得点によりスペインが1-0リードで折り返すが、後半に日本が逆襲する。ハーフタイム明けに堂安律が強烈なミドルシュートを叩き込むと、その3分後には田中碧が逆転ゴールをゲット。一気にスコアをひっくり返してリードを守り切り、スペインを2-1で下している。
この結果を受け、日本はグループEを首位通過。これによってヨーロッパ、南アメリカ、北アメリカ、アフリカ、オーストラリア、アジアの全大陸から決勝トーナメント進出国がでそろった。ブラジルメディア『globo』などによれば、これはW杯史上初の快挙とのことだ。
現時点で決勝T進出が決まっているのは14か国。オランダ、セネガル、イングランド、アメリカ、アルゼンチン、ポーランド、フランス、オーストラリア、日本、スペイン、ブラジル、ポルトガルだ。だが、このうちブラジルとポルトガルはグループステージをあと1試合残しており、首位通過か2位通過になるかはまだ決まっていない。
ブラジルと同居しているのはスイス、カメルーン、セルビア。一方、ポルトガルと同組なのはガーナ、韓国、ウルグアイだ。両グループにおいて、すべての国に決勝T進出の可能性が残されている。