■11月23日/カタールW杯 グループE第1戦 日本代表 2ー1 ドイツ代表(ハリファ国際スタジアム)
ドイツとのカタールW杯初戦に挑んだ日本は、前半33分にイルカイ・ギュンドアンのPKで先制され、1点ビハインドで折り返す。だが、後半頭から3バックにシステムを変更すると、負傷した酒井宏樹に代わって南野拓実が投入された直後に同点ゴールが生まれる。
後半30分、左サイドで持った三笘薫がドリブルで仕掛け、ペナルティエリア手前から南野へスルーパスを供給。エリア左奥で受けた南野のクロスはGKマヌエル・ノイアーに弾かれるが、こぼれ球を堂安律が押し込んでスコアを振り出しに戻した。
勢いに乗る日本は逆転に成功する。後半38分、自陣でFKを獲得すると、キッカーを務めた板倉滉のロングフィードに浅野拓磨が反応。絶妙なトラップからエリア右に侵入すると、あまり角度のない位置から右足を振り抜く。ボールはGKノイアーと右ポストの間にあるわずかな隙間を抜けていき、ネットを揺らした。
この浅野の逆転ゴールが決勝点になり、日本はドイツを2-1で下している。