■後半に2得点で逆転
後半開始にあたり、日本代表は久保建英に代えて冨安健洋を入れ、フォーメーションも5バックに近い3-4-3に変更する。さらに後半12分には浅野拓磨、三笘薫を同時に投入。ボールを奪ってからの速い攻めなどでチャンスをつくるようになる。
一方でドイツに決定機をつくられるシーンもあったが、後半26分にはGK権田が連続セーブで守り切る。日本代表は、さらにカードを切って、攻勢を強めていく。
すると後半30分、日本が同点に追いつく。三笘が左サイドからドリブルで運び、ボックス内に縦パス。南野拓実のシュート性クロスはGKマヌエル・ノイアーに弾かれたが、こぼれ球を堂安律が蹴り込んだ。直前に交代で入っていた選手が絡んでのゴールだった。
さらに8分後、日本は試合をひっくり返すことに成功する。後方からのロングパスに浅野が抜け出し、追いすがるDFにも負けずにゴール右に持ち込むと、ポストとGKノイアーの間をぶち抜くシュートを決めた。
その後、互いにチャンスをつくるがスコアは動かず。日本は2-1での逆転勝利を収め、大きな勝点3を手にした。