かつてジェフユナイテッド千葉でプレーした水野晃樹が、イビチャ・オシム元監督追悼試合でのワンシーンをSNSで投稿。その際の一言に、かつてのジェフ千葉を知るファンが共感の声を上げている。
現在、神奈川県社会人リーグ1部のはやぶさイレブンでプレーする水野は、20日に行われた「オシム元監督追悼試合」に出場。今年亡くなったイビチャ・オシムさんが日本で率いた2つのチーム、ジェフ千葉を率いた際の選手たちらによるオシムジェフレジェンドと、日本代表OBによるオシムジャパンレジェンドが対戦し、水野もそのひとりとしてピッチに立った。
両チームとも懐かしく、かつ豪華なメンバーがそろった。オシムジェフレジェンドには、羽生直剛さん、巻誠一郎さん、佐藤勇人さんら、オシム元監督の下でナビスコカップを初制覇した選手らも終結。オシムジャパンレジェンドでは、田中マルクス闘莉王さんや、今季限りでの引退を発表した中村俊輔らがそろった。
中でも目を引いたひとりが、阿部勇樹さんだ。ジェフ千葉の下部組織で育ち、オシム元監督が率いたチームでキャプテンを務めた。名実ともに中心選手として、チームを引っ張っていた。
2007年には浦和レッズに移籍し、千葉でのプロキャリアを越える14シーズンを過ごした。昨シーズン限りでユニフォームを脱ぎ、先日には浦和で引退試合が行われていた。
そのかつての中心選手が、再び千葉のOBとして黄色いユニフォームを着る。千葉のファンにとっては、たまらない瞬間であったはずだ。