ついに今晩、カタールを舞台にワールドカップが開幕する。その当日、サッカー日本代表・鎌田大地が取材に応じた。
初戦でぶつかるドイツ代表は、鎌田にとって“身近な存在”でもある。現在フランクフルトに所属しており、ブンデスリーガでの対戦などを通じてドイツ代表のメンバーとは何度も戦ってきているからだ。
それだけに、鎌田の名前がドイツ代表GKノイアーの口から出てきても、何ら不自然さはなかった。11月19日、ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーが報道陣に取材対応を行ったのだが、その席上、鎌田を絶賛すると同時に警戒したのだ。技術面に加え、さまざまなポジションでプレーできる日本代表について、「危険な選手」と言い切った。
世界最高峰のGKに名指しされたワケだが、鎌田に気負いはない。「11人いたら誰かしら警戒されると思う。そういう質問なんで、彼らも誰かしら言わなければいけないし、そんなに真摯に受け止めているというよりも、そうなんだぁくらいの感じ」と、泰然自若の構えを崩さない。