11月19日、サッカー日本代表はドーハ市内の練習拠点でトレーニングを実施し、報道陣には冒頭のみ公開された。その後、長友佑都が取材に応じた。
11月23日に初戦を迎える日本代表は、17日にUAEで最後のテストマッチに挑んだ。相手はW杯出場国のカナダという強敵で、結果は1-2の敗戦。黒星で本大会入りすることでチームの雰囲気が懸念されたが、W杯に4大会連続出場する男は内情をこう明かす。
「カナダ戦の敗戦はあったんですけれども、それが逆に緊張感を高めていて、僕としてはいい雰囲気だと思っている。W杯がいよいよ来たんだなと思っています」
FC東京では右SBでの出場が多くなっているが、代表での主戦場は左SB。ドイツ代表でマッチアップするのは、セルジュ・ニャブリ(バイエルン・ミュンヘン)かヨナス・ホフマン(ボルシアMG)ということになる。どちらも強力なアタッカーだが、厄介なことにタイプが異なる。
しかし、長友はドイツ代表と対戦することが決まってから徹底的に分析を開始。それと同時に、「(マッチアップする)イメージトレーニングはイヤというほどやっている。1000回はやっている」と断言する。
だからこそ、「どんな選手と当たっても対応する」と言い切り、1000回のイメージトレーニングの勝率を聞かれると、「最後は勝っています」と勝利宣言してみせた。