11月18日、サッカー日本代表の森保一監督がドーハ市内の練習施設で取材に応じた。
この日、選手はオフ日となったが、遠藤航、守田英正、三笘薫の3人は個別練習を行った。その様子を見守った指揮官が、まさかのお願いを口にした。
取材対応が終わったかと思われた瞬間、「それと、すいません」と報道陣に切り出したのは、練習の公開についてだ。日本代表は通常、試合日からマイナス2日前から非公開とし、それ以前の練習は公開で行われてきた。
しかし、「すいません、明日から非公開にさせてもらいます。お願いします」と、試合4日前から非公開での練習を宣言したのだ。「初戦に向けてより集中と試合に向けての準備をする」ため、「ご了承いただけたら」と協力を求めた。
その理由は、4日前と3日前にも戦術的な練習を行うためだとしている。そのため、本大会に向けての戦術練習は通常の2倍行われることになるようだ。カタールワールドカップに挑む日本代表にとって最重要といえる初戦・ドイツ戦に向けて、完全本気モードと言える。