■負傷者続出も泰然自若
カナダ戦で遠藤と守田を起用できなかった日本代表は、ボランチの位置で柴崎岳と田中碧が先発。後半途中からは鎌田大地が3列目でプレーした。9月のドイツ遠征でトップ下に入っていた鎌田は、所属チームであるフランクフルトでは今季はボランチでの起用が多くなっており、カナダ戦の前日会見で指揮官は、それを生かした起用法について言及していた。
この日の練習で森保監督は、「日本だけ見てみるとけが人が多くて危機感も出てくるが、割とどの国もけが人が出てたりとか、思ったより選手の状態が上がらないということ」に直面していると、泰然自若の構えを保つ。さらに、戦術的な練習をこれまでよりも早めて行うことを明かしており、どんな事態にも対応できる最終調整に入っているようだ、