「伝説の新たな章の始まり」J3	アスルクラロ沼津が”ごん”こと中山雅史氏の来季監督就任を発表!  磐田の契約満了直後の発表に、「急転直下」「展開早すぎ」とファンも驚きの声の画像
ジュビロ磐田でコーチを務める中山雅史氏 写真:YUTAKA/アフロスポーツ

 J3のアスルクラロ沼津は13日、来季監督に元日本代表の中山雅史が就任すると発表した。日本サッカー界のレジェンドの監督就任に、クラブの垣根を越えて驚きと期待の声が広がっている。

 中山氏は藤枝東高校から筑波大学、さらに卒業後はヤマハ発動機(現ジュビロ磐田)へと進んだ。まだJリーグが誕生する前で、日本サッカーリーグ(JSL)でプレーし、1994年の磐田の入会後はJリーグでプレーを続けた。日本代表としての活躍は説明するまでもなく、1998年のフランス・ワールドカップではサムライ・ブルーのW杯初得点を記録した。

 黄金時代の磐田では、リーグタイトルを獲得した他、1998年には得点王とリーグMVPの個人タイトルをダブル受賞。2000年にも得点王に輝いていたが、2010年には出場機会を求めてコンサドーレ札幌(現北海道コンサドーレ札幌)へ移籍した。2012年には引退を表明したが、2015年には当時JFLを戦っていた沼津で現役復帰し、出場機会はなかったものの2020年シーズンまで選手として在籍。U-18のコーチも務めた。

 2021年には古巣である磐田でコーチに就任。今季もコーチを務めており、来季の監督就任の噂もあったが、今月13日に契約満了による退任が磐田から発表されると、その数時間後に沼津での監督就任が発表されることとなった。

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