■称賛と突っ込みが飛び交う
11月12日に『阿部勇樹引退試合』が開催された。阿部氏の浦和時代のチームメイトが中心となった「URAWA ASIAN KINGS」、日本代表やジェフユナイテッド千葉時代のチームメイトが中心の「JEF JAPAN FRIENDS」によるゲームが埼玉スタジアム2002で行われている。
阿部氏は前半に「JEF JAPAN FRIENDS」、後半に「URAWA ASIAN KINGS」でプレーした中、セカンドハーフにあの男が魅せる。
後半40分、「URAWA ASIAN KINGS」としてプレーしていた槙野がファウルをとられ、阿部氏の近くで村上伸次主審にイエローカードを提示されると、突然ユニフォームを脱ぎ始める。このとき着ていたアンダーシャツは「阿部ちゃんの笑顔でたくさん僕達は救われました。アナタこそ浦和の漢だ!! おつかれ様でした。 元浦和レッズ 槙野智章」というメッセージ入り。槙野と阿部氏はその場で握手して抱擁を交わした。
この粋な行動はSNSで話題となり、ファンからは多くの称賛が送られた。
「こういう人柄が好きなんですよね」
「この人、本当に粋だわ」
「素敵なプレゼント」
一方、ユニフォームを脱いだことによってもう1枚イエローが提示され、退場になる可能性があったことを指摘するファンも。称賛と同時に突っ込みも飛び交った。
「タイミング的にはもう1枚で退場じゃね?笑」
「厳密にはもう1枚イエロー出されて退場案件なんだよね」