11月21日、サッカー日本代表MF遠藤航が取材に応じ、ドイツ戦に向けて出場が可能であることを明言した。
日本代表にとって朗報だ。ボランチとして絶大な安定感を誇る遠藤が「初戦には間に合うぐらいの状態になっているので、試合に出るのであれば100%を注ぐだけ」と言い切ったのだ。すでに脳震とうからの復帰プロトコルはすべてこなしており、23日には間に合うという。
遠藤が11月8日のブンデスリーガ・ヘルタ戦で相手選手と接触し、その際に脳震とうと診断されていた。ピッチ上で一時、意識喪失してしまい、そのコンディションが懸念されていた。
その後もカタールで練習する日本代表チームに合流したものの、別メニュー調整などが続いており、17日にUAEで行われていたカナダ戦には帯同せず、ドーハ市内に残っていた。翌18日にはチームがオフとなる中で、遠藤は守田英正、三笘薫とともに個人練習を実施。ピッチ上でランニングをするなどしていた。
冒頭部分のみが公開された19日、20日の練習では全体練習に合流していたものの非公開部分でどのような状況だったかは分かっていなかったが、「全体練習には入っているし、動いてみて特に問題があるわけではない」と説明しており、これで日本代表の心配は一つ晴れたと言えそうだ。