■ドイツ代表GKノイアーが警戒
これより前、ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーが警戒すべき人物として名前を挙げたのが鎌田だった。今季、フランクフルトは15試合を終えて勝ち点27で4位に位置する。その攻守の中心にいるのが鎌田で、ブンデスリーガだけで13試合に出場して7得点4アシストを記録。さらにチャンピオンズリーグでは6試合で3ゴールを決めている。ノイアーがその名を口にしても何ら驚きはないほどに、活躍をしている。
そんな鎌田が、「今、(日本代表は)戦術(練習)もやっていますけど、ボールを奪った後に、常にどこが空いているのかをチームとして共有していて、極端に言えばボールを奪ってから(受け手を)見ずに蹴っても、そこに(受け手が)いないといけないくらいの感覚ではやっている」と、チームで追い込みをかけていることを明かした。さらに、こうも話す。
「ボールを奪った後の1本目のパスがうまく入ればいいカウンターができるだろうし、そこでミスが続けば相手の時間になると思う。そういうところを共有しながらやっている」
トップ下とボランチの両方で出場を見据える背番号15がどのような戦い方をドイツ代表に見せるか、注目だ。