元日本代表FW大久保嘉人さんが、話題のパワーワードをさらに深く紹介した。シュートを打つ際の「腸を潰す」感じを実演させているのだが、その人物が大久保さんに似ていることでも話題になっている。
大久保さんは国見高校を卒業後、セレッソ大阪を振り出しにプロキャリアをスタート。スペインやドイツでもプレーし、日本代表としてもワールドカップの舞台に立った。国内外で200点近くのゴールを挙げてきた偉大なフットボーラーだ。
2021年シーズンを最後に引退したが、もちろん今もサッカーと共に生き続けている。その一番身近なつながりが、家族とのボールを通じたふれあいかもしれない。
大久保さんは先月、自身のツイッター公式アカウントでボールをゴールに蹴り込む動画をアップした。その際、「シュートはこうやって打とう。腸を潰すイメージでボールの真ん中を蹴れればボールを操れるよ」とのコメントを添えていた。
「腸を潰す」。その天才しか理解し得ないパワーワードは反響を呼び、小林悠や中村憲剛さんといった、川崎フロンターレで共にプレーした名手たちも消化不良に悩んでいた。
今回、大久保さんはその”伝道師”を指名した。自身の三男である。思い切りシュートしている様子の動画をツイッターにアップしたのだが、その投稿に「橙利(三男 小5)腸を潰そうとはしてる。いい感じ」と寸評を添えている。
難解な「腸を潰す」というキーワードだが、違う角度からの動画も入り、周囲の理解もやや進んでいるようだ。
「確かに腸を潰す感じが分かりやすいですね。さすが息子さん」
「結構ボールの威力ありますね。腸が少し潰れてきてるかな」
決して多くはないものの、理解者からのコメントが寄せられていた。