「感動しました」「社会人として見習う」川崎フロンターレDF登里享平が見せた「男気あふれる献身的な戦闘姿」に称賛と絶賛の声! 前半途中で交代するも、ピッチ外で激しく戦う!の画像
FC東京戦でプレーする川崎フロンターレDF登里享平 撮影:中地拓也

■11月5日/明治安田生命J1第34節 FC東京2ー3川崎フロンターレ(味の素)

 川崎フロンターレにとって苦しくて難しい試合だった。逆転優勝するにはまず自分たちが勝利しなければならない難しい状況で迎えたFC東京戦。選手を応援しようと味の素スタジアムには大勢のサポーターが駆け付けた。

 その試合で先制したのは川崎。前半19分という早い時間帯でリードできたことで、選手は気持ち的に解れた部分もあったかに思われた。しかしその直後、GKチョン・ソンリョンが退場してしまう。カウンターを受けた際、ペナルティエリアより外で相手選手を倒してしまったのだ。

 重要な一戦で守護神を失う事態に接し、フィールドプレイヤーを誰か下げてGKを入れなければいけない。鬼木達監督が選択したのはDF登里享平だった。

 優勝がかかった試合のピッチを前半33分で去らなければならない悔しい場面となったが、登里は手を叩き、仲間に後を託すようにしてベンチ方向に向かう。そして、ピッチに入る準備を整えた丹野を笑顔で、そして力強く送り出した。

 ベンチから見守ることとなった左SBだったが、常に声を出していた。前半は白いシャツの姿で何度も何度もピッチに声を送る。後半はベンチコートを着た状態でピッチに声を送る。セットプレー時にマークがあいまいな時には、大きな声で修正するよう指示を出した。ピッチの中にいても外にいても、戦う姿勢に一切陰りはなかった。

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