ついにカタールワールドカップに挑むサッカー日本代表メンバーが発表された。11月1日、会場となった都内のホテルに大勢の報道陣が駆け付ける中、森保一監督が26人の名前を呼びあげたのだ。
自チームから選出される可能性のあった川崎フロンターレは、その際のクラブハウス内の様子を動画で撮影。公式ツイッターに投稿したのだが、裏側を映し出した映像には多くの反応があった。
川崎から選出される可能性が高かった選手は2人いた。谷口彰悟と山根視来だ。2人はW杯最終予選にも出場し、森保ジャパンのカタール行きに大きく貢献。特に重要な試合となったアウェイ・オーストラリア戦で、山根は三笘薫の先制点にして決勝点をアシストしていた。一方で、代表候補者に怪我人が続出していたため、それによるスカッド変更で谷口と山根は当落線上にあるとの見方も出ていた。
谷口はマッサージを受けながら、山根は緊張から車の中で発表を迎えることに。そして、その他の選手は一室で見守ることとなった。森保監督はGKから読み上げ、まずは3人を発表。そして、FPへと発表は移った。
フィールドプレイヤーで真っ先に呼ばれたのは長友佑都だった。その時、DF登里享平が驚きの洞察力を見せた。その瞬間、左SBは間髪おかずに「年齢順」と口に出したのだ。そして、続いて吉田麻也の名前が呼ばれると、「宏樹」と、年齢的に次に呼ばれるDF酒井宏樹の名前を口にしたのだ。