■「これは涙止まらない」
そんな宮市の元に別の選手もやってきた。DF松原健とFW仲川輝人だ。2人は宮市にユニフォームを手渡し、そして、着させる。トリコロールに身を包んだ宮市は、もう一度チャントを歌い始めた。背番号17の“コールリーダー”を中央に3人並んで、サポーターと心を一つにしてみせた。
この動画がクラブの公式ツイッターで公開されると再生回数は6万回を超え、多くの感動の声が寄せられた。
「現地で見てて、一緒に泣いてしまいました 選手がチャントを歌ってくれるなんて・・・ いままでで1番のシャーレのチャントでした(^o^)」
「現地でめちゃくちゃ泣いた 次も勝って、嬉し泣きしよう」
「歌って泣けるタイプの選手 マリノスに来てくれてありがとう」
「マリサポちゃうけど泣いてまう」
「これは涙止まらない」
「泣いた なんて良いチームなんだ みやちこと優勝する」
横浜にとって、泣いても笑っても次節・神戸戦が最後の試合となる。川崎との勝ち点差は2で、有利な立場に変わりはない。どんな結末が待っているのか、日本中が注目している。