■10月29日/明治安田生命J1第33節 ガンバ大阪2ー0ジュビロ磐田(パナスタ)
ジュビロ磐田は引き分け以下の結果でJ2降格が決まる試合だっただけに、同じくJ1残留を争うガンバ大阪との試合は大きな注目を集めた。そして同時に、もう一つの注目ポイントがあった。それが、遠藤保仁のパナスタ凱旋だ。
2001年から2020年途中まで長きにわたって所属した古巣クラブの本拠地にガンバのレジェンドが帰ってくるのはこれが初めて。今年3月に初めて古巣と対戦していたが、パナスタのピッチにサックスブルーのアウェイユニフォームで踏み入れることとなった。
5試合ぶりに先発復帰した遠藤がピッチを献身的に走ったものの得点が生まれることはなく、逆に後半21分に失点し、さらに同28分にも追加点を許してしまう。0-2で迎えた試合終了のホイッスルは、磐田に降格決定を告げるものとなった。
ジュビロの選手としては苦しいメンタルで、それは遠藤も同じ。しかしこの42歳は、かつて自身を応援してくれたサポーターのために場内を一周してみせた。この瞬間を待っていたサポーターも多く、大きな拍手が起こり、そして、SNS上でも多くの感動コメントがついていた。
「かっこよすぎ。感動しました。これからも応援してます」
「やっぱりパナスタが似合う!」
「最高過ぎないか」
「ぐっとくるよなー」