■「目頭が熱くなる」
その仲間たちに応えるように、宮市も漢気を見せた。今週末の第33節を前に、試合会場となる日産スタジアム周辺の新横浜で共闘を呼び掛けたのだ。宮市は新横浜駅に設置された優勝へのカウントダウンを示す特製ボードの前で意気込みを示すと、地域の数か所をめぐってクラブが優勝に近づいていることをアピールしていた。
横浜FMがこの様子をツイッター公式アカウントで公開すると、ファンの感激の声が広がった。
「試合出れない宮市がチームに貢献してくれることが嬉しすぎる」
「これヤバイな…。カラッと元気よく行こうと思ってるのに、目頭が熱くなる」
「足が速くて、サッカーが上手くて、イケメンで、性格が良くて、その上マリノスを大切にしてくれるなんて、最高の選手がウチに来てくれて良かった!といつも思う」
「前からわかってたけど宮市亮プレーも顔も気持ちも最高!!」
「こういうことしてくれるのが推せる要因」
「重傷を負ってプレーできない状況であってもマリノスを鼓舞する宮市亮は正真正銘トリコロールの勇者」
「宮市のこういう姿、姿勢、気持ちがあるから、マリノスなんだよね。リハビリ中でもチームのためにできる事をやっていく。チームってこういうことだ」
宮市は高校卒業後にアーセナルへと移籍し、オランダ、ドイツなどでプレー。昨年、初めてのJリーグ挑戦を選び、横浜FMに加入していた。