「サッカー批評のtoto予想」(第1332回)10月23日 接戦で強みになる「スーパーサブ」! モンテディオ山形に「大逆転で昇格プレーオフ」進出の予感の画像
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 今回のtotoではJ2最終節の11試合とJ3第30節の2試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。

 J2クラブの運命を分ける最終節である。J1自動昇格とJ3降格チームは決まっている。また、J1昇格プレーオフの4枠のうち3枠も埋まっている。残る最後の1席を、3チームが争っている。

 注目が集まるのは、その1枠を争うモンテディオ山形徳島ヴォルティスの直接対決だ。現在6位の徳島は引き分けでもプレーオフに進める可能性があるが、対する8位の山形は勝利が必須だ。

 この対戦はtotoの公式ホームページを見る限り、両チームの勝利と引き分けという3つの選択肢の得票率が最も拮抗しているカードである。実際の試合も、接戦が予想される。

 そこで注目したいのが、山形のチーム内最多得点者。9得点で並んでいるデラトーレとチアゴ・アウベスだ。

 この2人はレギュラーというわけではないのだが、だからこそ拮抗した試合では怖さが増す。デラトーレは第31節からの3試合で、交代出場から4得点。チアゴ・アウベスも第36節で昇格を争う横浜FC相手にベンチから飛び出して2得点と、スーパーサブぶりを発揮している。

 徳島はしぶとい戦いぶりで、19戦無敗。そのうち10試合は引き分けと「負けない」チームという印象だったが、ここ3試合は複数得点して連勝を飾っている。一方で気になるのが、ここ5試合はクリーンシートがないこと。前節に負傷交代した内田航平の状態も懸念される。

 スタジアムの雰囲気も、山形を後押しするはずだ。カテゴリーによっては完売となるチケットが出てきており、多くの来場者が予想される。「勝ちたい」徳島よりも、山形の「勝たねばならない」勢いが上回ると考える。

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