フランクフルトに所属するサッカー日本代表MF鎌田大地。ここまで公式戦9ゴールと絶好調で、クラブの攻撃をけん引する存在となっている。
10月21日、公式ツイッターは「攻撃ばかりが評価されがちですが、守備も素晴らしいです」のテキストとともにその鎌田の好守備の場面を投稿した。この動画は12万回再生を超える大反響となっている。
取り上げられたのは、ブンデスリーガ第10節のレバークーゼン戦の場面だ。鎌田はこの試合でPKから2得点を記録したのだが、フランクフルトが公開したのはゴールネットをすでに2度揺らしたあとの、、後半40分、チームが3点をリードしていた時点だ。相手選手がドリブルで自陣から飛び出していこうとするところを、日本代表MFは猛ダッシュで追いかける。そして、背後から体を思い切り投げだして、見事にボールを奪ってしまうのだ。
大きくリードしていたこと、また、残り時間を考えれば、守備の手を緩めてしまうことも考えてしまいそうだが、鎌田にそんな気持ちは微塵もなかった。そのタックル姿に鼓舞されるかのように、その後、チームはさらにダメ押し弾を奪って結果的に5-1で大勝したのだった。