「ゴール前での落ち着きやばい」サッカー日本代表・堂安律が巧みなシザースからのクロスで「先制点アシスト」!  試合はドロー決着も、チームは公式戦10試合無敗の画像
ヘルタ・ベルリン戦で先制点をアシストしたフライブルクの堂安律 撮影/渡辺航滋(Sony α1使用)

■10月9日/ブンデスリーガ第9節 ヘルタ・ベルリン 2-2 フライブルク (ベルリン・オリンピアシュタディオン)

 日本代表MF堂安律はヘルタ・ベルリン戦に4-2-3-1の右SHとしてスタメン出場。チームは直近の公式戦で9試合無敗と好調をキープしている中、結果を残した。

 前半22分、堂安はDF裏に抜け出すと、ロングパスを胸トラップしてペナルティエリア左へ侵入する。そしてゴールに背を向けた状態でボールをキープし、相手が後ろから寄せてきたところでシザース。巧みなフェイントで相手の逆を突いた直後にクロスを上げてダニエル・コフィ・チェレの得点をアシストした。

 しかし前半32分、フライブルクはクリスティアン・ギュンターのハンドを取られてPKを献上。ドディ・ルケバキオに決められて同点に追いつかれた。

 試合を1-1で折り返すと後半16分、スアト・セルダルによるペナルティアーク付近からのミドルシュートで逆転を許してしまう。

 それでもチームは相手のミスを見逃さずに同点に追いつく。後半33分、敵陣FKからのフィードをGKオリヴァー・クリステンセンがキャッチし損ねると、こぼれ球を奪って最後はケヴィン・シャーデが押し込んだ。

 これ以上得点が生まれることはなく試合は2-2で終了。首位のウニオン・ベルリンがシュトゥットガルトに勝利したため勝ち点差は「2」に広がったが、フライブルクは2位をキープしている。

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