3年ぶりのリーグ制覇を狙う横浜F・マリノスに心強い応援が登場した。
横浜FMは現在、J1リーグで首位に立つ。チームによって消化試合数にばらつきはあるものの、首位の横浜FMと追う2位の川崎フロンターレは残り4試合としており、その差は勝点8。今週末の8日に行われるJ1第32節で、横浜FMがホームで迎え撃つガンバ大阪戦で勝利を挙げ、かつ、2位の川崎が清水エスパルスと引き分け以下の結果に終わった場合、横浜FMの2019年以来のリーグ制覇が決定する。
優勝に王手をかけた横浜FMを、周囲も後押しする。優勝した2019年シーズンにも登場した験の良い順位表が、横浜市内に再登場するのだ。
しかも今回は、2019年よりもパワーアップしている。前回は横浜駅に手書きの順位表が設置され、優勝へのカウントダウンが行われたが、今年は過去に実際に駅で活用されていたパーツをつかってリアルな駅の電車案内板が誕生。前回設置の横浜駅よりも日産スタジアムに近い、新横浜駅に置かれることになった。
正式名称「反転フラップ式J1順位案内表示装置」、通称「パタパタ順位表」は、今年を最後に引退となった京急線の表示板をモチーフにしている。順位や状況などを示す板がパタパタと回転し、状況を知らせる仕組みとなっている。
上位5チームまでが表示され、現在首位の横浜FMの状態は「独走」との表示。備考には「次節にも優勝が決定」と掲出されている。なお、2位の川崎は、状態は「維持」で、備考は「痛恨の敗北を喫する」と前節の結果を説明。3位の同じく「維持」のサンフレッチェ広島は、「勝点を積み上げ上位を猛追」とされている。