シーズン終了を待たずに引退発表!レノファ山口DF菊地光将の勇退に「歴代所属全クラブのサポーター」から寄せられた感謝の言葉の画像
ゴールを決めた今季第31節での菊地 写真:YUTAKA/アフロスポーツ

 J2のレノファ山口は28日、DF菊地光将が2022シーズン限りで引退すると発表した。この発表に、山口のファンのみならず、驚きと感謝の声が上がっている。

 埼玉県出身の菊地は浦和東高校卒業後、駒澤大学へ進学。ユニバーシアード代表にも選ばれ、2008年には川崎フロンターレに入団した。当時は「川崎山脈」と呼ばれた最終ラインを形成してきた寺田周平、箕輪義信、伊藤宏樹がいたが、他の選手の負傷もあり、ルーキーイヤーから17試合に出場した。

 川崎でもレギュラー確保に近づきつつあったが、2012年には地元・埼玉の大宮アルディージャへと移籍。キャプテンも務め、2015年には1年でのJ1復帰も果たすなど、8シーズンにわたって大きく貢献した。

 35歳を迎える2020年には、山口へと移籍。定位置獲得とはならなかったが、加入3シーズン目となる今季も、メンバー外、ベンチスタート、先発出場と、全力を尽くして試合出場をつかみ、8月13日のJ2第31節ファジアーノ岡山戦ではゴールも決め、ここまで10試合1得点の記録を残している。

 クラブ公式サイト上では、今週末の10月2日に行われるJ2第39節の告知でも、菊地の写真が大写しで採用されていた。それでも、37歳になる今年、菊地は大きな決断を下した。ただし、クラブから発表されたのは引退決意の事実だけ。引退については、10月23日のJ2第42節終了後に、本人から語られるという。

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