ナポリの新戦力として活躍中

 相手が強国ではないから得点に大した意味はない、という批判は適当ではない。クヴァラツヘリアは、クラブでも結果を残しているのだ。

 クヴァラツヘリアは今夏、イタリア・セリエAのナポリに加わった。これまで2度のロシア挑戦で大輪が咲くことはなかったが、ジョージアのディナモ・バトゥミから加わると、いきなり得点力を爆発させた。セリエA開幕戦で1ゴール1アシストを記録すると、ここまで7試合で4得点。昨季王者のミラン撃破につながる先制のPKを奪うなど、大活躍している。だからこそ、ファンはナポリの英雄ディエゴ・マラドーナとかけて、「クヴァラドーナ」とコメントしたのだ。別のファンは、「チェルシーに行くだろうな」と、早くも引き抜きを予想している。

 残念ながらジョージアは今年開催されるカタール・ワールドカップには出場しないが、今後も注目すべきタレントであることは確かなようだ。

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