■久保建英に代わって入った三笘薫が圧巻のドリブルからゴール
リードして前半を終えた日本代表は、後半開始から3人を交代。GKを権田修一からシュミット・ダニエルに代えた他、フォーメーションはそのままにCBに伊藤洋輝を入れて、冨安健洋を伊東宏樹が退いた右サイドバックへまわした。また、1トップには前田に代えて町野修斗を入れている。
1点を追うアメリカが攻勢を強めてきたが、前半から披露していたように、自陣に持ち込まれた場合は、日本はしっかり守備ブロックをつくって対応。前から取りにいく場面とのメリハリをつけ、前半のようにパスカットから伊東のシュートにつなげる場面もあった。後方でボールを動かし試合をコントロールし、65分にはロングボールでカウンターを仕掛け、キープした久保から逆サイドで呼び込んだ神田がまたも1タッチでシュートを放つが、ここは相手GKの好守に防がれた。
68分には右サイドの伊東に代えて堂安律、左サイドの久保建英に代えて三笘薫を投入する。三笘はサイドに開いた位置から突破やゴールを狙い、堂安も自らシュートを放つ意識を見せていた。
その意識が88分に実る。三笘は左サイドからゴールへ向かうと、ボックス内でDFの脇を抜くシュート。サイドネットを揺らして、日本がリードを広げた。日本はそのまま2-0で勝利した。
日本代表は27日にエクアドル代表と親善試合を行い、ドイツ遠征を終了する。