■仙台は岡山のセットプレーに警戒

 伊藤彰監督就任後4試合目となる仙台は、勝点59の5位だ。J1自動昇格圏の2位以内へ食い込むのは難しく、J1参入プレーオフの出場圏確保が現実的なターゲットとなっている。これが熾烈を極めているのだ。

 4位のロアッソ熊本を勝点2差で追走する仙台だが、6位の大分トリニータとも勝点2差しかない。7位のモンテディオ山形、8位のV・ファーレン長崎とは勝点4差だ。山形は消化試合数がひとつ少ない。参入プレーオフの出場を確実にするために、仙台はアウェイでも負けられないのだ。

 今節はMF遠藤康が出場停止となる。3―4―2―1のシステムで右シャドーを定位置としつつ、流動的なポジションで攻撃を構築していた

50の不在を、伊藤監督はどのように埋めるのか。ドリブル突破の鋭い氣田亮真名倉巧か、パンチ力のあるシュートを持つMF加藤千尋らが選択肢になるだろう。前半から勢いを持って試合に入るためにも、指揮官の判断が注目される。

 守備面では岡山のセットプレーを警戒したい。ヨルディ・バイス柳育崇の両CBがターゲットとなり、リーグ2位の9アシストを記録しているDF河野諒祐が高精度のボールを配球する。ミッチェル・デュークが不在でも、確固たる得点パターンとなるのは変わらない。

 ロングスローもある。左CBや左SBを担う徳元悠平が、ミドルサードからでも投げてくる。

 仙台はリスタートからの失点が多い。伊藤監督就任後はリスタートから失点していないものの、シーズンを通しての課題だ。セットプレーにはゾーンディフェンスで対応しているが、ゾーンの隙間に入り込まれないのが重要だろう。

 今シーズンの岡山は、ホームで11勝5分3敗の好成績を残している。ホームで獲得した勝点は、横浜とアルビレックス新潟に次ぐ。7月6日の大宮アルディージャ戦からは、7戦負けなしの4連勝中だ。

 岡山がホームで強さを見せつけ、2強に食い下がるのか。

 仙台がJ1参入プレーオフ圏を死守するのか。

 キックオフは9月25日日曜日の13時だ。

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(2)へ続く
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