■「シンジが恋しい」

 この試合では、ベンチスタートだったロベルト・レバンドフスキが3点目を決めている。チームを率いているのは、リバプールチャンピオンズリーグを制する前の青年監督ユルゲン・クロップ。シャルケのゴールを守っていたのはマヌエル・ノイアーで、トップ下には元スペイン代表FWラウールが入っていた。

 そう考えると、隔世の感があるが、ファンの心の中では今も色あせることないようだ。インスタグラムとツイッターに、歓喜の声が投稿されている。

「(今季のレビアダービーが行われた先週末の)土曜日にシンジのユニフォームを着た理由が、まさにこれ」
「そしてシーズン最後にはチャンピオンになったよね!」
「香川は本当に良かった」
「すごい試合だった。シンジはレジェンド」
「レジェンドであり、ダービー・マイスター」
「シンジがすごく恋しいよ…。他の選手とは全然違うものを持っていた」

 香川はイングランドへの挑戦などを経て、現在はドイツの隣国ベルギーでプレーする。だが、ボルシア・ドルトムントと香川の間には、いつまでも変わらぬ絆があるようだ。

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