イギリスの大手ブックメーカー『ウィリアム・ヒル』が、移籍金をもとに、プレミアリーグの歴代最高額イレブンを組んだ。
■フォーメーションは4-3-3
『ウィリアム・ヒル』は、4-3-3のフォーメーションにおけるポジションごとの移籍金最高額選手を選出(退団時ではなく、加入時限定。ボーナス含む)。その11人で歴代最高額イレブンを組んだ。従って、単に移籍金が高い順に選ばれた11人ではない。
GKに選ばれたのはチェルシーのケパ・アリサバラガだ。ケパは2018年夏に、GK史上最高額の7100万ポンド(約114億円)でアスレティック・ビルバオから加入。この記録は現在も破られていない。
DF陣は右からジョアン・カンセロ(マンチェスター・シティ)、ハリー・マグワイア(マンチェスター・ユナイテッド)、フィルジル・ファン・ダイク(リバプール)、マルク・ククレジャ(チェルシー)が並んだ。このなかで移籍金が最も高額なのはマグワイアで、8000万ポンド(約130億円)で2019年8月にレスターから加入した。
3センターには、IHにカイ・ハヴァーツ(チェルシー)とカゼミーロ(ユナイテッド)、アンカーにポール・ポグバ(当時はユナイテッド、現在はユベントス)が入っている。今夏レアル・マドリードからユナイテッドにやって来たカゼミーロの移籍金は7000万ポンド(約113億円)。世界屈指の中盤だということを差し引いても、30歳の選手にしてはやや高額なのかもしれないが、それもユナイテッドの資金力の裏付けになっている。