チェルシーは9月1日、バルセロナの元ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンを獲得したと発表。これまで「元アーセナル選手」が躍動してきたチェルシーでは、タイトル獲得に向けて期待が高まる。
■9番タイプのCF確保
チェルシーは今夏、FWロメル・ルカクとFWティモ・ヴェルナーをそれぞれインテルとライプツィヒに放出。最前線の位置を本職とする選手を手放していた。迎えた今シーズンは、ストライカータイプではないFWラヒーム・スターリングやFWカイ・ハヴァーツをCFとして起用していたなか、移籍市場が閉まる“デッドラインデー”にオーバメヤン獲得にこぎつけた。
移籍金は1200万ユーロ(約16億7000万円)とバルセロナ側が公表しており、契約期間は2年となっている。
チェルシーにとってはロンドンのライバルであるアーセナルに2018年1月~2022年1月まで所属し、公式戦163試合で92ゴール21アシストを記録している同選手は、チェルシー加入に際して以下のようにコメントを残した。
「本当に幸せだよ。このチームの一員になれて光栄だし、早くプレーしたくて仕方がない。プレミアリーグではやり残したことがあるから戻ってこれて嬉しいし、とても楽しみだ」