■8月27日/明治安田生命J1第27節 清水エスパルス 1ー0 京都サンガ(IAI日本平)
8月27日、清水エスパルスは京都サンガと対戦。先発出場したMF乾貴士のゴールを守り切って白星を掴んだ。
今夏加入したMFヤゴ・ピカチュウとともにスタメンに名を連ねた乾は、4-4-2の左サイドハーフとして出場。FWカルリーニョス・ジュニオ、FWチアゴ・サンタナとともに強力な攻撃陣を形成した。そして後半23分、圧巻のゴールを見せた。
立田悠悟が最終ラインから前線目掛けて左足でロングボールを蹴る。これに反応したのは、片山瑛一。左SBが果敢に抜け出してボールを保持すると、カルリーニョス・ジュニオに落とす。背番号10がこれをダイレクトで左にはたくのだが、そこに走り込んだのが乾だった。
ペナルティエリア内でバウンドするそのボールを、元日本代表アタッカーはダイレクトで右足シュート。相手GKの伸ばす手を避けるような軌道を描いて、ゴールネットを揺らしたのだ。技術とセンスを生かしたゴラッソで、チームに大きな先制ゴールをもたらした。
乾にとってはこれが清水移籍後の初得点で、今季リーグ戦4得点目。セレッソ大阪に所属していたときのJ1川崎戦(4月2日/等々力)で決めた2得点以来のゴールとなった。