かつてバルセロナでともに戦ったジョゼップ・グアルディオラ監督とシャビ・エルナンデス監督の再会に、世界中のサッカーファンが歓喜している。
■チャリティーマッチで相まみえる
8月24日に、ALS(筋萎縮性側索硬化症)の研究資金を募るためにチャリティーマッチが開催された。会場はカンプ・ノウで、対戦したのはバルセロナとマンチェスター・シティ。かつてバルセロナでGKコーチやアシスタントコーチを務め、2年前に自身もALSを患ったフアン・カルロス・ウンスエ氏の呼びかけもあって今回のゲームが実現した。
試合は打ち合いとなった。21分にフリアン・アルバレスのゴールでシティがリードを奪うも、その8分後にピエール=エメリク・オーバメヤンの得点でバルセロナが追いつく。
後半に入るとバルセロナが66分にネットを揺らして逆転に成功する。シティがコール・パルマーの得点で追いつくも、バルセロナがメンフィス・デバイのゴールで再度突き放した。
しかし、99分にリヤド・マフレズがネットを揺らして、試合は3-3で終了した。
バルセロナを率いてありとあらゆるタイトルを獲得したグアルディオラ監督と、そのもとで司令塔として活躍し現在バルセロナを指揮するシャビ監督による「戦友対決」はドロー決着となっている。