【浦和レッズ対パトゥム・ユナイテッド 8月22日】
1分というオープニング・タイムでの岩波拓也の「先制点」はVARによって取り消された。トラップ時のハンドボールという裁定だった。25分の関根貴大の「ゴール」もオフサイドへの関与ということで認められなかった。
浦和には嫌な展開だったが、西川周作は気持ちの切り替えを呼び掛けたという。
パトゥムの指揮する手倉森誠監督は「何か起こせそうな気配を持ちながら試合に入って、VARに二度助けられながら、まだ何か起こせそうでしたが、終わってみれば0-4の完敗でした。得点を挙げるところには至りませんでした。これまでのクラブ史上一番のビッグマッチだったと思います。そのビッグマッチで、惜しかったではなくすっきり負けたことでチームは次に気持ちよく進んでいけるんじゃないかと思います」
その気持ちよさを示すように、負けたパトゥムの選手たちは試合終了後、浦和サポーター席前までそろってあいさつに来ていた。