■8月23日/AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝 ヴィッセル神戸 1―3 全北現代 / 浦和レッズ 4―0 パトゥム・ユナイテッド(埼スタ)
8月23日、埼玉スタジアムでACL準々決勝の2試合が連続して行われた。16時に神戸―全北現代が、20時に浦和―パトゥムがキックオフした。
神戸と全北現代の試合は、神戸が先制するも直後に失点。1-1のまま90分終了のホイッスルが鳴り、試合は延長に入る。その延長で神戸は2失点してしまい、3-1で試合は終了。東地区ベスト8で今季のアジアの挑戦が終わった。
試合後、神戸の選手はピッチに座ったまま放心状態となったり、あるいは、ピッチに手をついたまま動けなくなったりと、敗戦の現実を受け入れるのに苦労する様子が見られた。それでも、両チームの選手はピッチ中央に集まり、サポーターに挨拶。その後、ロッカールームに引き上げた。
その頃、スタジアムの一角に中継のインタビューコーナーが設けられた。それを受けるために、近くで山口蛍、酒井高徳、槙野智章が待機。しかし、山口は目を真っ赤にし、体育座りをしたまま、虚ろな表情だった。
そこに姿を現したのが浦和レッズDF酒井宏樹だ。その1時間後に試合が行われるためスタジアムに到着していた日本代表右SBは、山口の元へと近寄って行った。