レアル・マドリードに所属するオーストリア代表DFダビド・アラバがスーパーゴールを決めてチームを逆転勝利に導く活躍を見せた。途中出場直後のファーストタッチで、強烈FK弾を決めたのだ。
■ファーストタッチでゴール
ラ・リーガ開幕戦、アルメリア対レアルが現地時間8月14日に行われた。アウェイのレアルが2−1の勝利を収めた。レアルでは今夏の移籍市場で新加入のフランス代表MFオーレリアン・チュアメニやドイツ代表DFアントニオ・リュディガー、同代表MFトニ・クロースなどがスタメンに起用された。
昨季のラ・リーガ、そしてUEFAチャンピオンズリーグ(CL)王者が開幕戦で苦戦することになる。前半6分、左サイドからイニゴ・エグアラスが右足アウトサイドで絶妙な浮き球のパスを前線へ送る。このボールに反応したラージー・ラマザニがゴールまで運んでゴールネットを揺らした。先制を許したレアルは、そのままゴールが奪えないまま時間が過ぎていく。61分、ルーカス・バスケスがこぼれ球を押し込んでついにレアルが同点に追いついた。そして逆転ゴールの瞬間はすぐに訪れる。
75分、レアルがペナルティエリア手前やや右寄りの位置でFKを得ると、キッカーは途中出場のアラバ。左足で放たれたボールは右ポストを叩き、ゴールに吸い込まれた。これはGKフェルナンド・マルティネスもノーチャンス。アラバにとってこれがファーストタッチだった。ボールは綺麗な軌道を描きゴールに決まった。