■8月13日/明治安田生命J1第25節 ジュビロ磐田 0ー6 浦和レッズ(エコパ)
浦和レッズが大勝だ。エコパスタジアムに乗り込んで対戦したジュビロ磐田との試合で、6得点を奪う猛攻。ACLラウンド16を前に、1万2462人の観衆を沸かせた。
6ゴールを奪ったチームの中で、やはりこの男のゴールは格別だった。キャスパー・ユンカーがおよそ3か月ぶりとなる得点を決めたのだ。
それは5点のリードを奪った79分の場面だ。浦和陣内でボールを持った江坂任は、前を向くとゆっくり前進する。そしてセンターサークルの位置から、前線で駆け引きするユンカーへとスルーパスを出す。江坂の前には3人の相手選手がいて、ユンカーにも相手DFが1人マークについていたが、うまく体を入れてボールを受けると、あとはGK梶川裕嗣のみ。1対1を冷静に決めて、5月18日ぶりとなるゴールを奪ったのだ。
この一連の滑らかさに、「やぱ、1対1うまいな」「待ってました!!ACLでも頼みます」「久しぶりのキャスパーゴールめちゃうれし」「剥がし上手すぎ笑」「ポジショニング、抜け出し、シュート、顔、全てが一級品」といった声がSNS上に上がり、さらなる期待感を抱かせた。
ユンカーは後半開始時点からの出場だったが、それでもスコアを動かすさすがストライカーという存在感だった。