■流れは相手にあったものの、岩尾の得点で突き放して勝利
それでも試合の流れとは裏腹に、ホームチームが勝利を大きく手繰り寄せるゴールを奪う。85分、ユンカーから右ハーフスペースでパスを受けた関根貴大がドリブルを開始。加速してジェジエウにも奪われることなくペナルティエリア奥まで侵入し、角度をつけて折り返した。ボールの先に居た岩尾憲が落ち着いてゴール左に沈めて、再びリードを広げる。
その後スコアは動くことなく3-1で試合終了。これでチームは今季初のリーグ3連勝、加えて川崎相手にはリーグ4年ぶりとなる白星を挙げている。
しかし、試合後にリカルド・ロドリゲス監督は「理想を言えばもっとボールを握ってディフェンスの時間を減らしたかった」と口にした。好調をキープしているとはいえ、満足する気はさらさらない。これからもチームの完成度を上げて、浦和レッズはさらなる高みを目指していく。