■「広島の選手を呼び過ぎたからかな笑」
この様子に、SNSも反応。「広島の選手を呼び過ぎたからかな笑」「トロフィー壊れる×サンフレ のDNAは受け継がれる…」「紫の血が流れとるみたいじゃね」「チームの伝統か?」といった意見が見られた。
これらのコメントが指すものは、サンフレッチェ広島で起きた1994年の出来事だ。この年の1stステージを広島が制覇した際、選手は優勝カップを持って大騒ぎ。その空気の中で、なんと、クラブスタッフが優勝カップを誤って割ってしまったのだ。広島サポーターにとっては忘れたくとも忘れられない事件となっている。
今回の代表にサンフレッチェ広島所属の選手はなんと6人も招集されている。代表監督も、元広島の森保一監督。破損時にトロフィーを持っていた一人も、広島の選手。つまり、広島色が強まったことで、このアクシデントが起きたのではないか、ということだ。
“サンフレッチェ広島の呪縛”が降りかかったかどうかは、現時点で分からないが、広島サポーターにとっては嫌な思い出が蘇る瞬間となったようだ。