■7月23日/川崎フロンターレ 2022ファン感謝デー(等々力)
川崎フロンターレが7月23日、後援会会員を対象として「2022ファン感謝デー」を実施。3年ぶりとなる等々力陸上競技場での開催に、多くのファン・サポーターが集まった。
その中で、サポーターの感情を揺さぶる出し物があった。それは、小林悠の歌唱場面だ。毎年、谷口彰悟がファン感終盤で歌声を披露するのが定番となっていたが、今年は代表合宿に招集されているため歌うことができない。そこで代役を務めたのが、入団13年目のストライカーだった。
登里享平Pに促されて壇上に上がると、歌ったのは『糸』。中島みゆきの名曲だ。小林が歌い始めると、想定外の美声に会場の反応は上々。つい聞き入ってしまう観客が多かった。ところが、途中途中で歌詞が変わる。あえて替え歌で歌ったのだ。
そして最後のサビの部分。ここが、会場に集まった人の心を揺さぶった。「このクラブに入って13年 フロンターレに関わるすべてのみなさんに出逢えたことを」とセリフを言うと、最後に、「僕はしあわせと呼びます」とメロディに乗せた。
この様子がSNSで拡散されると、大きな反響が見られた。
「悠くんヤバすぎ 鳥肌と涙が止まらない」
「悠の唄に泣いた」
「小林悠の「糸」に涙腺崩壊のファン感でした。たくさんの幸せをありがとう そして、これからもよろしくお願いします!!!!!」
「(総括)小林悠の笑顔は、幸せ。」
背中でチームを引っ張る背番号11は、声でもクラブを引っ張った。